校章

 久喜市立菖蒲中学校は、(旧)菖蒲中学校と菖蒲南中学校が統合され、2022年(令和4年)4月に統合されて新しく生まれた中学校です。

 4月から「新校開校プロジェクト」が生徒主体で進められ、その一環で全校生徒から新しい校章を募集しました。89点の応募があり、全校生徒の投票によって候補が絞られ、生徒代表、教職員、そして地域の方のご意見を集約して、最終的に2年生の生徒がデザインしたこの校章が選ばれました。

 以下は校章のデザインをした生徒の文章です。(令和4年12月発行 PTA広報誌「菖蒲」第2号より引用)

「(この校章は)旧菖蒲中学校と菖蒲南中学校の二つの学校の校章が合わさってできています。

 南中学校からは、紫色の花びらのような部分、旧菖蒲中学校からは緑色の葉のような部分、角度と「中」の文字のデザインを使いました。

 統合後も生徒が協力し合い、みんなが楽しく生活できる学校を築き、これからの世代にもそれが受けつがれていくことを願って考えました。」

校歌

【校歌の背景について】

――校歌が制定された時の学校だより2022年11月号より引用


 この校歌は、地元菖蒲地区にお住まいの金井良次先生が作詞作曲をしてくださったものです。歌詞の所々に生徒から集めたキーワードが入っています。

 金井先生にお聞きしたところ、次のような意味を込めて作詞したとお話ししてくださいました。これまでの多くの学校の校歌は2番3番がありますが、この校歌は1番だけでできているのが大きな特徴の一つであること。他にもキーワードの由来として、「光」は統合前の両校校歌に共通する言葉であることや「花々」はアヤメだけでなくハナショウブやラベンダーも含めた総称であること。叡智の力の「力」は菖蒲地区出身の偉人である本多静六博士の人生訓でもある「努力」から採ったものであること。学校教育目標の中の言葉「未来を切り拓く」を歌詞に入れたこと。

 この素晴らしい校歌を私たちは歌い継いでいきます。